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094 クリスマス・イルミネーション 2011

引越しはなんとか済ませたものの、新居がなかなか片付かず落ち着かない日々を送っています。

新居は事務所の近くのこんな感じのところです。
木工職人の工房が同じ並びにあり何だか趣があります。


さて、いつのまにクリスマスまであと10日を切りましたが、寒さが一旦和らいだタイミングでクリスマスのイルミネーションを撮りながら街を散歩してみました。

今年は不景気を反映してかセールもかなり早く始まっていて、クリスマスのイルミネーションも購買意欲を刺激しようと随分頑張っているような気がします。


イタリアのデパート、リナシェンテは光のカーテンで覆われていました。


Via dei Servi.


Via de' Martelli


ドゥオーモ広場には去年と同じツリーが今年も設置されていました。


Via Borgo San Lorenzo


Via Strozzi


Via De' Tornabuoni


Via dei Calzaioli




Via del Corso


青いLEDのイルミネーションは冷たすぎると思うのですが、これはとても奇麗。



Via dello Studio



Via Borgo La Croce
写真では分かりにくいですが、真っ赤です。


この時期はブランド街のディスプレイを眺めるのも楽しい。


ボッテガ・ヴェネタ。
このかばんの形のろうそく、欲しい・・・。


プラダ。




ヴィトン。
テーマはサーカスなのかな?
商品は全然際立っていないけれど、美しくて目をひくディスプレイ。


この象もほしい・・・。




散歩の途中で寄ったバールで飲んだカッフェ・マッキアートにはお日様が浮かんでいました。
こんなことしてくれるなんてイタリアでは珍しい・・・。

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093 ヴェニス・アートビエンナーレ 2011 その3

こんにちは。

ただ今自宅の引越し作業をしていまして、落ち着かない日々を過ごしています。

日本ではまだまだ暖かい日が続いているようですが、ここフィレンツェでは朝の冷え込みが零下まで下がったりと、もう本格的な冬到来です。
それでも今年は全然雨が降らず快晴が続き、日中はそこそこ気温もあがるので体温調節が難しく、まわりで風邪が流行っています。


さて、ヴェネツィア滞在最終日。

帰りの電車の時間を気にしつつ、街中に点在するメイン会場以外のパビリオンや他の展示などを見て周りました。


まずは、アカデミア橋のたもとのIstituto Veneto di Scenze Lettere ed Artiで開催されていたGLASSTRESSというガラスという素材を使ったアート作品の展示。


中には吉岡徳仁デザインのガラス製のベンチもあったり。

でも、この展示を訪れた本来の目的はこのガラスのアート作品達ではなく、屋外に展示されたコレ↓なのでした。

アカデミア橋の上から見たところ。


Narrow house (2010)
Erwin Wurm

この細長い家はオーストリア人であるアーティスト自身の両親の住む家をモデルにして制作されたそうです。


中は人一人が通れる廊下ぐらいの幅で、全てのものがつぶされて細長くなっています。


電話機も。


お皿もスプーンも。


スポットライトさえも。



この後、近くにある安藤忠雄が改修を手がけたパラッツォ・グラッシ (Palazzo Grassi) へと移動。
全館撮影禁止なのですが、展示作品もりだくさんでとても良かったです。




階段スペースの詳細がとても美しかったです。


そして帰りの電車までまだ時間があったので、サン・マルコ広場近くのメキシコ館まで足を運びました。
展示自体は、個人的には何も感想を持ち合わせなかったのですが、カラーフィルムが貼られた窓からの景色はSF的で面白かったです。





時間が来たので駅まで歩いている途中にちょっと寄り道して、ウクライナ館へ。




ウクライナの彩色された卵形の伝統工芸品を利用して、ルネッサンスの絵画を再現したもの。


近くでみたところ。


ヴェネツィア・アート・ビエンナーレのレポートはこんなところです。


最後にヴェネツィア内を移動中にみつけた興味深いお店を紹介して終わりにしようと思います。


Serra dei giardini (セッラ・デイ・ジャルディーニ)
ビエンナーレのジャルディーニ会場のすぐそばにある、1894年に建てられた温室をカフェ・花屋・多目的スペースとして改築したもの。


この時は外の白いカーテンに映像が映し出されていました。






MATERIALMENTE

店舗自体はとても小さくて写真は撮れなかったのですが、上の写真のような素敵なオブジェで溢れていました。
重いビエンナーレのカタログを持っていなかったら、間違いなくなにか買っていたと思います。
というより、ヴェネツィアを次回訪れるときには多分何か買ってしまう気がします。






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092 ヴェニス・アートビエンナーレ 2011 その2

さて前回の続きです。

3日目。
午前中はリアルト橋の近くに住む知人の家で朝食をご馳走になりのんびりと過ごす。
親日家の彼女の家には、ベッドはなく畳にふとんが敷かれていました。

屋上からの眺めもまずまず。
狭く見通しの悪い路地からの風景と比べると、全く違う街にいるかのような錯覚を覚えます。

まわりのほとんどの建物にも違法かと思うような方法でテラスが設置されています。


午後はふたつ目のメイン会場・ジャルディーニ (Giardini=公園) へ。


スイス館。
ガラクタかごみのようなものを利用してつくられたオブジェが所狭しとならんでいました。
設置作業、大変だったろうな・・・。


ヴェネズエラ館。
セーラー服のフリーダ・・・。


同じくヴェネズエラ館。


日本館の束芋による映像作品。
プロジェクターで空間いっぱいに映像が写されて床に座り込んで見入っている子供が沢山いました。
もうちょっと尺が長くてもよかったような気がします。



デンマーク館。
近代・現代の独裁者の肖像をイコン化したもの。


チェコ・スロバキア館。
ふたつ目のCのところに何か布がまかれていました。


同じくチェコ・スロバキア館。
アーティストはDominik Lang
この展示では彫刻家であった父親の作品を利用して新たに作品を作っていて、個人的には今回のビエンナーレで一番気に入りました。



オーストラリア館も悪くなかったです。
アーティストはHany Armanious



アメリカ館。
ATMとパイプオルガンを一緒にしたもの。
実際にお金をおろすことができ、その作業中はパイプオルガンの荘厳な音楽が鳴り響くという、なんか現在の資本主義をからかったような皮肉的な作品。


同じくアメリカ館。
逆さまになった戦車の上にルームランナー(?)が乗っかっていて、一定時間ごとにパフォーマンスが行われていました。
ルームランナーが動き出すと、戦車のタイヤ部分も回転するのですが、その音は遠くから聞いていると鳥の大群集のさえずりのようでした。


オーストラリア館。
天井から吊るされた壁で構成された空間がとても美しかったです。




ギリシア館。
経済危機でお金のないギリシアは、パビリオンを木製の直方体で覆って、中は水を満たすだけ、という展示でした。
入り口上方にかかれたSOLD OUTの文字が哀愁を誘います・・・。



多分、次回に続きます。
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091 ヴェニス・アートビエンナーレ 2011 その1

先週末にとうとう夏時間が終わり、日本とイタリアの時差は8時間になりました。

11月1日のイタリアは『諸聖人の日』という祝日で、多くのイタリア人が月曜日に休みを取って4連休を過ごしたようです。

かくいう僕もその連休を利用して、ヴェネツィアまでビエンナーレを見に行ってきました。

今年はアートの年で、タイトルはILLUMInazioni (イッルミナツィオーニ、イルミネーションとネーション=国々をかけたもの。)でした。



全部見たら1週間は必要ではないかという相変わらずのボリュームでしたが、限られた時間の中で見てきたものの中から僕が特に興味を引いたものを2回に分けて紹介しようと思います。

1日目は、アルセナーレ(造船所)会場から。



Song Dong
para-pavilion



Fabian Marti
The Summit of it
2011


Haroon Mirza


Navid Nuur
HIVEWISE
2007-2011


Ryan Gander
Your present time orientation (First Act) - Random abstraction
2011

モンドリアンの絵画をランダムに再構築したもの。



Urs Fischer
Untitled
2011
蝋で出来ていて、始めはこんな像()だったようです。



Fernando Prats



アルセナーレでの夕日。

アルセナーレの近くに宿をとっていたのですが、オーバーブッキングにあってしまい、慌てて探した後に探し当てたホテルは本島から船で数分のリド島でした・・・。


翌日も快晴。


ホテルの近くで見つけた、柱状の塀+花壇。
これ、テラコッタ製とかだったらもっとかわいいんじゃないかな。


サンマルコ広場のライオンの像の尻尾。


TRA - EDGE OF BECAMINGという展示を見にパラッツォ・フォルトゥニー (Palazzo Fortuny) へと向かっていた時に撮った一枚。

二つの建物の角がわずかに隙間を残して接しているのが不思議な感じでした。


パラッツォ・フォルトゥニーは写真撮影禁止なので残念ながら写真はありませんが、スペースも展示内容も素晴らしかったです。




パラッツォ・フォルトゥニーの前の広場に面した家の、鳩がデザインされた可愛らしい鉄格子(?)

その後は、イタリア滞在9年目にして初!のヴェネツィアのグッゲンハイム美術館。



ここも館内は画像なしですが、現代美術史の教科書に乗っているような著名な作家の作品で一杯でした。


中庭にあったオノ・ヨーコの作品。
来館者が願いを書いた紙を木の枝に刺すようになっているのですが、
『犬が欲しいです』というおそらく子供が書いたメッセージがあって笑ってしまいました。


Maurizio Nannucci
Changing Place, Changing Time, Changing thoughts, Changing Future.
2003


Dan Graham
Triangular Solid with Circular Inserts
1989

ガラスと鏡と何もないところの判別が一見つかず、不思議な視覚効果を生んでいます。


三角形の中から撮ったところ。



美術館の扉のドアノブの形もシンプルで美しいと思いました。



今回はこころらへんで。
残りは次回紹介しようと思います。







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090 トロンプ・ルイユ 6

ここ数日のフィレンツェは最高気温こそ20度超えるものの、明け方の冷え込みは6度とかなので、もう冬といっても過言じゃないです。

明け方、日が昇るのも随分遅くなったので、早く夏時間が終了してくれないかな、と思い始めています。

今年の秋は未だに雨がほとんど降らないため、キノコ狩りに行きたくでしょうがない友人はひどく悔しがっていました。



さて、最近自転車のサドルを盗まれて徒歩での移動を余儀なくされているのですが、
怪我の功名というか、そのお陰で、もう見尽くしたと思っていたトロンプ・ルイユを新たに発見することができたので、紹介します。



Via Giovanni pico della mirandola, Firenze


Via Fra' Domenico Buonvicini, Firenze


上の写真を正面から見たところ。


Piazza Fra' Girolamo Savonarola, Firenze


Via Marsilio Ficino, Firenze

最近はiPhoneで写真撮影しているので、後からどこで撮った写真かがGPS情報でわかるのですが、たまにずれていたりして、GoogleMapsで探すことになることがあります。

この扉もそうだったのですが、GoogleMaps上では何も塗装されていない木製のドアだったので、見つけるのに時間がかかりました・・・。


Viale Giacomo Matteotti, Firenze


Via Vittorio Alfieri, Firenze

これは、結構いいレベルいってると思います。
番地がなかったら気づかなかったかもしれません。


Via Vittorio Alfieri, Firenze


Via dell'Anguillara, Firenze


Via Luigi Carlo Farini, Firenze

事務所の脇の通りにあるのですが、今日の今日まで気づきませんでした。


Via Vittorio Alfieri, Firenze

これも、すごい。
一見ものすごく細いドアがあるようにしか見ませんが、実際は柱部分も扉のはず。

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089 ELLEDECO 2011年10月号

今年は夏がなかなか終わらないな、と思っていたのですが、ここ数日気温が急降下。

フィレンツェの街中には冬の風物詩の焼き栗やも登場し、一気に秋めいてきました。

それでも、秋雨はまだ降り始めていないので、日中の太陽が出ている間はまあまあ過ごしやすいです。


ここのところ色々とと忙しく、このサイトの更新が不定期になっているのを心苦しく思っています。

なかなか外にものを見に行ったりする時間が持てないので、苦肉の策ですが、しばらくは雑誌などから収集した情報をメインに提供していってみようと思います。

もちろん、展示会などに見に行く機会があれば、それもきちんとレポートするつもりですのでよろしくお願いします。

さて、今回はELLE DECO イタリアの2011年10月号より。

01
前回のチェルサイエの回でも登場したRaw-Edge Studioの色・形の違うベンチをかみ合わせて作ったベンチ。


(http://www.designboom.com/weblog/cat/8/view/14112/raw-edges-plaid-bench-for-dilmos.html)


02
Chicako Ibarakiさんのモンドリアンチックなブックシェルフ。


(http://medesignmag.com/products/2520/weave-bookshelf-by-chicako-ibaraki)



03
ミラノのデザイン・アーティストユニットのCarnovskyの壁紙。
青・黄・赤の違う色でそれぞれ違ったデザインが描かれていて、当てる光の補色の色のデザインが浮き上がるようになっています。
デザイン画は通販でも買えるようです。


(http://www.jaguarshoes.com/?p=8917)


04
ギリシャ人デザイナー、Michael Annastasiadesの照明 (もしくはインスタレーション)。

05
フランス人建築家ジャン・ヌーヴェル設計によるミラノのショップExcelsior
今度ミラノに行くときには潜入してみようと思います。

06
浮き輪やバルーンのように伸縮可能なプラスチック製の空間。
Plastique fantstique

巨大な浮き輪の建築物(?)は、これに乗って川くだりの旅をするというコンセプトで作られたそう。





(author : plastique fantastique@flickr)

07
イギリスのファブリックメーカー、Harlequin
クッションからカーテン、壁紙まで色々とあり見ているだけで楽しくなります。

08
イタリアの室内用の隠しドアのメーカー、L'INVISIBILE
サイトの施工例のギャラリーが面白いです。

 

088 CERSAIE 2011

おひさしぶりです。

実に一ヶ月も放置してしまってすみません。

言い訳ですが、家のバスルームが3週間前から使用不可能であまり自宅に寄り付いていなかったり、止まっていた複数の仕事が休み明けに一気に動き出したりで、ブログを書く時間もネタ探しをする時間もなかなかなかったのです。

さて、今年もボローニャの陶器の国際見本市が先週開催され、行って来たのでレポートします。


ぺペロンチーノに覆われたスタンド。


たしか前回のCERSAIEでもレモンに覆われたスタンドがありましたが、もしかした同じ企業かもしれません。



これはMutinaという企業のスタンド。
外からだと、石膏ボードの壁の構造体が丸出しの工事中か解体中かのような風貌ですが・・・。


内部には床にタイルを混ぜ合わせてパターンを作ったとても素敵な空間がありました。



phenomenon 吉岡徳仁
六角形の小さいタイルがそれぞれ傾いている。


dèchirer Patricia Urquiola
壁紙のような・・・?



PICO Ronan&Erwan Bauroullec
なんというか、しっとり系のクッキーのような素材感でした。



FOLDED RAW EDGES
折り紙の折り目をパターンにしたタイル!



cielo (チエロ) という企業のスタンド。
灰色の何だかよくわからない素材でできた、周りとは一線を画した風貌です。



正体毛足の長い絨毯素材で覆われていたのでした。


ドアまで丁寧に絨毯で覆われています。


ドアが開いたところ。



スペースがインパクトありすぎて、製品があまり目立っていないですが、このトイレ&ビデは悪くなかったです。



AXORのトレーを重ね合わせたような洗面台。



同じシリーズの別バージョン。


Fornace della cava という南イタリア・サレルノの企業のスタンド。
このベンチのストライプ状のものはもちろんタイルです。



発色がとても奇麗。



B.D.S.R という企業の、コルビジェのロンシャンを彷彿させるタイル。


INAXのスタンド、今年もありました。



壁設置のガス暖炉。



このキッチュさ!
ロシアとか中東のお金持ちの家に行けば普通にあったりするのかもしれません。



FLAMINIA (フラミニア) の菓子型のような洗面台。


こうして見てみると、トイレというより台所のような・・・。



今年目についたのはこんなものでした。

全てのパビリオンを見たわけではないでのすが、全体的にあまりパッとしなかったような気がします。





087 ぐりんぐりん

 先週の土曜日からイタリアデザイン事務所の同僚のアンドレアが来日しています。

モデルハウスや現場を見たりしながら、日本の住宅がどういうものなのかを見学してもらっています。

そんな慌しい中、きのう・おとといと、会社の休みを利用して福岡・広島へ一緒に行って来ました。


福岡でのメインの目的地は、アルド・ロッシのIl palazzo

僕は去年の一月にすでに訪れていてこちらのブログでも書いているのですが、同僚は大のアルド・ロッシ好きなので、つきあいでまた見にいくことに。

特に真新しい発見もなかったので、Il palazzo に関しては015の記事を見てください。


その後、同僚の友人の設計したフォリー(いわゆる東屋)が香椎のアイランドシティ中央公園にあるというので向かってみました。

アイランドシティ中央公園には伊東豊雄設計の 『ぐりんぐりん』 (2005) があります。

香椎駅から徒歩で公園に向かっている途中で土砂降りになり、近くの大型ショッピングセンターで雨宿りしているうちに、『ぐりんぐりん』 の閉館時間を過ぎてしまうというハプニングにもありましたが、めげずに行って来ました。



公園の中心にある池の対岸から『ぐりんぐりん』を眺めたところ。
このベンチ、バルセロナにもありましたね。


ねじれた曲線で構成された天井は緑で覆われていて、遠くからはなだらかな丘のように見えます。

『ぐりんぐりん』とは花と緑をテーマとする体験学習施設、で3つのパビリオンからなっています。









・・・曲線が奇麗に出ていないせいか、近くからみるとあまり美しいプロジェクトではありません。

内部はもう少し興味深い空間が広がっているのかもしれませんが、残念ながら今回は入館できなかったので、次回訪れる機会があればレポートしてみたいです。


さて、目的のフォリーは池を挟んで『ぐりんぐりん』のちょうど反対側にありました。



『織物のフォリー』

(説明文)
このフォリー(東屋)は、福岡とタイの若手建築家2人と、福岡で建築を学ぶ学生たちとのワークショップを経て、そこで選ばれたWEAVE(織物)というコンセプトとする案をもとにデザインされました。
織物の糸それぞれは細くてたよりないけれど、縦横に織ることによって面となり強くなるように、一本一本は細くて自立できないアルミパイプを、互いに連結し三層に織ることによって、しっかりとしたアルミ構造建築物をつくりました。
日中には刻々と動く複雑な陰影を足元に紡ぎ、夜には輝く銀のかごのように浮かび上がる、軽くて強い、繊細でシンプルな建築です。


とあり、たしかに日の光のもとではさぞ美しい影が形成されるだろうと思います。







福岡は近場ながら僕にとってほとんど馴染みのない土地でしたが、行ってみると、なにかアジア的なエネルギーに溢れているし、結構見るべき建築物も多いし、新幹線も開通したことだし、機会があればもっと頻繁に訪れてみたいと思います。





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086 ビンテージの壁紙

ご無沙汰しています。

先週の火曜日、8月9日に日本に帰国し、ただいま鹿児島の三洋ハウス本社からこのブログを更新しています。

日本の年度末進行のようなヴァカンス前のイタリアの忙しさや、帰国準備などのために更新が滞ってしまいました。すみません。


しかし、数年ぶりの夏の日本帰国だったのである程度覚悟はしていたのですが、日本の夏はやはり暑いですね。

気温はフィレンツェの方が高いですが、この湿度がつらい・・・。

日本はどこへ行ってもクーラーが効いてるし、帰国中に食べたいものも沢山あるので、夏バテには間違ってもなりそうにありませんが。



さて、今回の帰国の数日前に、前から目につけていたアンティークの壁紙を売っているフィレンツェのドゥオーモ近くの店へ行ってきました。

外見は一見ビンテージの家具などを取り扱っている店なのですが、店の奥には壁紙の筒が壁一面に積まれた部屋が存在します。

イタリアの最近の家では壁紙を使っている例をあまり見かけたことがなく、白いしっくいのまま、もしくはその上に塗料で直接色付けということが多いです。

でも、もう少し古い40年以上くらい前の家では見かけることもあるので、このお店でその訳を聞いてみたところ、80・90年代に壁紙のメーカーが色や模様に主張の少ないものを量産し始め、敢えて壁紙を使う人がいなくなってしまったとの答えが返ってきました。

しかし、最近また壁紙がよく使われるようになってきたらしく、例として見せてもらったHOOKEDONWALLSというベルギーの壁紙メーカーのカタログはファッション雑誌でも見ているかのような美しさでした。

その壁紙にもだいぶ心を動かされたのですが、この店で売られてい壁紙はビンテージものなので世界でおそらくただ一つ、と思いとどまり、1時間近く吟味した後6つの壁紙を購入しました。

その壁紙を今回日本に持って帰ってきたので、ご紹介しようと思います。

今回は70年代ものの柄の強いものをセレクトしてみました。



北欧風?のような、でもそれよりもアクの強い柄。ドイツ風なのかな?



色違いバージョンもあり。



同じ柄の色違いもあったのですが今回はこの色を選択。
どことなく昭和の香りがして、なつかしい感じがします。



子供部屋に良さそうな柄です。



赤毛のアンの世界??


これは、比較的最近の柄だそうですが、色がとても奇麗で買ってみました。

ひとつの壁紙の筒が幅50センチ×10メートル、つまり5嵎しかなく居室全部を覆うということはできないので、壁一面、もしくは他の壁紙と合わせて一部分だけ張る、飾り棚の背面に、という使い方になると思います。


2週間後にはまだイタリアに戻るので残念ながら僕はこの壁紙を使う機会がないのですが、近いうちに三洋ハウスのモデルにてこの壁紙が利用されることと思います。

興味のある方はぜひモデルハウスへ足を運んでこのビンテージものの壁紙をご鑑賞ください。






085 フィエーゾレ

 先週末ぐらいから、イタリアの猛暑は落ち着きを見せはじめ、空は秋のように高くなり、なんとなく残暑のような気配を感じるようになりました。

ヨーロッパの北のほうでは、天気も悪く冷夏となっているようで、もしかしたら今年は夏が早くおわってしまうのかも?
日本に一時帰国する前に一度くらいは海に行っておきたいような気もします。

というわけで、8月の中旬から末にかけて日本に帰国することになりました。
それまで、なるだけ仕事を進めていきたいので、このブログの更新はちょっと手抜きモードになるかもしれませんが、ご容赦ください。

さて、今回は先週の日曜日に香港からの知人がフィレンツェから訪れた際に案内したフィエーゾレ (Fiesole) の写真をいくつか紹介しようかと思います。


フィエーゾレは、フィレンツェの中心部から北へバスで20分程度のところにある、丘の上の小さいな町です。(フィレンツェの中心部からも目視することができます)

一見トスカーナによくある小さい町なのですが、実はエトルリア起源でその歴史は紀元前4世紀まで遡ることができます。

その面影は、遺跡に見ることができるのですが、考古学的なものや美術に全く興味のないその香港からの友人とは結局パノラマを見ながら町を散策する、ということで終わってしまいました。

次回は、秋ぐらいにひとりでゆっくりと訪れてみようかと思います。



バスの到着する広場。
ちょうど骨董市が開かれていました。




標高295メートルのパノラマ。









路地の壁には何かの模様が彫られていました。




ドゥオーモ内部。




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