November 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

15° anno

ご無沙汰しております。

当社の新社屋ビルの設計やら何やらで、日本とイタリアを行ったり来たりの日々を過ごしておりました。

前回の更新より2年も経ってますね。。。

そして気づけば、5月末でイタリア滞在15年めに突入。
これからまた更新回数を増やしていこうと思いますので、よろしくお願いします。

 

19453104_10211875426192838_279575352233496769_o.jpg

 

写真はフィレンツェの守護聖人サンジョバンニの祝日の日(6/24)にアルノ川沿いで打ち上げられる花火。
この日を境にいよいよ本格的な夏の到来です。

122 カリアリ

2月の頭にヴァカンスの地として有名なサルデーニャ島の州都カリアリ (Cagliari) まで行ってきた時の話を少し。

同僚のアンドレアが指導している学生の卒業論文の舞台がこのカリアリの町で、その下見についていったのでした。


実はサルデーニャはイタリア生活13年目にして初の上陸地。

何故かカリアリという都市に対して、『美しい自然のあるサルデーニャ島にある醜い工業都市』という先入観を持っていたのですが、実際に行ってみるとその先入観は見事に覆されました。

鹿児島と同じく南にあり、湾に面している港町なので風景もなんとなく似ていて、着いてすぐに親近感を持ちました。


14世紀から約300年に渡りスペインの支配を受けたので、スペイン文化も深く残っているようで、例えばお店はシエスタのためお昼休みが長いし、夜にレストランが混み始めるのも21時以降とかなり遅い。

建築物でスペイン的、と感じたのが、掃き出し窓と奥行きのない装飾的なバルコニーです。

IMG_1345.jpg

IMG_1347.jpg


そして、カリアリの歴史的地区の建物で特徴的と思われるのが、外見は大きなひとつの建物に見えるものが、上から見るとそれぞれに屋根のかかった幾つもの建物の集合体であること。
IMG_1378.jpg

IMG_1377.jpg

IMG_1399.jpg


またファサードの上部に屋根の矢切を隠すための(?)壁が設けられている事が多くて、倉庫地帯のような三角屋根が連なっている光景がよく見られました。

IMG_1370.jpg

町を散策していて偶然入った教会がイエズス会のもので、そこのサグレスティア(準備室)に、殉職した二人の日本人の聖人と宣教のために鹿児島に上陸したフランシスコ・ザビエルの絵画を見つけた時にはその偶然のつながりに軽い感動を覚えました。


滞在中はカリアリの複雑な歴史を垣間みることのできる、フェニキア人の遺跡やローマ時代の劇場も見て回りなかなか充実した旅だったのですが、唯一の心残りは先史時代の遺跡であるヌラーゲを見に行く事ができなかったこと。

近いうちにまたサルデーニャに戻れることを祈ります。















JUGEMテーマ:イタリア

121 CASA CIELO



鹿児島市武一丁目に同僚のアンドレア•ヴォルペ監修で設計したカーサチェーロ (CASA CIELO) を、12月9日/10日に開催されたフィレンツェ大学建築学部の学会 identità dell'architettura italiana (イタリア建築のアイデンティティ)において、学会誌掲載の形で発表しました。







以下に掲載文の和訳を載せます。
元の文章がイタリア人向けで、学会誌に書かれたものであるために少し特殊で、
しかも僕の翻訳能力も限られているのでうまく訳せているか疑わしいですが、ご了承ください。






JUGEMテーマ:建築
» read more

120 ボローニャ歴史博物館

噂でとても良いと聞いていたボローニャ歴史博物館 (Museo della storia di Bologna) へ前回レポート済みのチェルサイエのついでに行ってきました。

この博物館は パラッツォ•ペポリ•ヴェッキオ (Palazzo Pepoli Vecchio)と呼ばれる1300年代前半にボローニャの町を統治していたペポリ家の宮殿を改築したものです。

設計は久しく名前を聞いていなかった感のあるイタリア人建築家マリオ•ベッリーニ (Mario Bellini)で、プロジェクト期間は2003年から2012年となんと9年 (!!)。


この博物館の展示の特徴は、

1、展示パネルは展示室内に自立しておかれたライトボックスであり、その為に天井からの空間照明を必要としていない。





2、陳列物は金属製のフレーム状の直方体の上に配置され、ミニスポットライトもその構造体に付随している。




3、各展示室のテーマがネオンライトで空間上部に表示されている。




4、グラフィック構成はとても大胆で、数種類のフォントと極端に違う大きさの文字が共存してる。
これは見た目には楽しいけれど、煩雑としていて読みづらいかもしれません。




その他に、歩くと模様の変わるインタラクティブな通路があったり、3Dのアニメ上映があったりとハイテクなものがふんだんに取り入れられていて、今までにない博物館を作り上げようという意気が感じ取られました。




ただ、広くて部屋数も多いので、後半はかなり飛ばして見てきました。


この後、これまた必見と聞いていた近くの考古学博物館にも寄ったのですが、
所蔵品という点では興味深いけれど、展示方法はクラッシックなものでした。



JUGEMテーマ:建築

119 CERSAIE 2014

今回は、もはや恒例となった9月のボローニャ国際陶器見本市のレポートをお送りします。


今年のチェルサイエを一言で言うならば、六角形という言葉しか思いつきません。



それくらい、六角形のタイルで溢れていました。

六角形のタイルを量産できる機械でも発明されたのでしょうか。

建築雑誌やインテリア雑誌を見てみると、長かったミニマリズムやシンプルデザインの期間が終わり、
いまはクラシックを現代風にアレンジしたような、個性的でクセのある内装デザインが流行っているようなので、それを反映しているのかもしれません。


10年くらい前にガラスモザイクタイルで一世を風靡したBisazza (ビザッツァ)でさえも六角形のタイルコレクションを発表していました。



同じビザッツァから六角形ではない、クラシックなモチーフのタイルも発表されていて、これも今回のチェルサイエの顕著な傾向だったと言えると思います。




企業名は失念してしまいましたが、これもクラシックなモチーフ。
大理石を細かく砕いて作ったGraniglia (グラニーリャ) という伝統的なタイルから来ているものと思われます。




同じく個性的な模様というコンセプトで、それをフローリング材で再現しているピエモンテ州のXILO1934という企業があって、興味深かったです。





今回のチェルサイエは不景気のせいか有名企業が単独で出展していなかったりして、
特にタイル部門に比べて陶器部門は規模も縮小していたような気がします。

日本企業の出展もありませんでした。



全体的にぱっとしない中、個人的にスタンドデザインが目を引き写真を撮ったのはAZZURRAという企業でした。






拍子抜けする程早く全てを見終わってしまったので、この後町に繰り出して考古学博物館と2年前にオープンしたボローニャ市歴史博物館を覗いてきたのですがそれはまた別の機会に。





JUGEMテーマ:インテリアデザイン

pintrest

あまりまだ使いこなせていないのですが、
写真共有のソーシャルメディアであるpinterestを始めてみたので、下にリンクをはっておきました。

もし使っている人がいたらぜひ覗いてみてください。



追記
折角なのでinstagramのリンクも貼ってみました。

118 ヴェネツィア ビエンナーレ2014

ご無沙汰しています。

気づけばフィレンツェの町もいつのまにクリスマスモード。

今年は自宅よりも家の外で寝た日の方が多いくらい仕事での移動が多い年で、
なかなか落ち着いて文章を書く時間が持てず、あっという間に前の更新から半年が経ってました。

まあ、その忙しい合間を縫って展示を見たり旅行をしたりは出来ている訳ですから完全な言い訳ですが、
ともかく今年のことは今年中にお伝えしようと一念発起したので、頑張って更新しようと思います。



まずは、今週末が最終日のヴェネツィアビエンナーレのレポートです。

今年は建築展の年で、ディレクターはプリツカー賞受賞者(2000年)のオランダ人建築家、Rem Koolhaas (レム•コールハース)。
テーマはFundamentals (ファンダメンタルズ=基本要素)。


初日はArsenale (アルセナーレ=造船所)から。

IMG_0636.jpg


例年だと、このスペースはディレクターから選ばれた建築家がプロジェクトやインスタレーションを発表する場所となっているのですが、
今年はイタリアの近代建築の歴史に触れた論文やリサーチなどを集めて展示したとても興味深いものになっていました。

特に興味深かったのがイタリアの一つの文化とも言えるディスコテカ(いわゆるクラブ)建築をまとめた部門。
イタリアの若者には高校生ぐらいからどんな地方都市に住んでいても例外なくディスコテカに通う習慣があり、イタリア人とは切っても切れない大事な要素なのです。

IMG_0643.jpg

このこうもり傘を思い起こさせるドーム型の建築は、アドリア海随一のリゾート地リミニに近いMilano Marittima (ミラノ•マリッティマ) という町にあったディスコテカWoodpeckerです。
今は廃墟化していてさらに怪しい雰囲気を醸し出していて、実物を見てみたい欲にかられます。



同じスペースでフィレンツェの黄金時代を風靡した歴史的なディスコテカSPACEの一部分が再現されていました。
行った事はないのですがこのディスコテカは現存します。


このアルセナーレの展示は全体的にイタリアの建築界の現況を厳しく分析して批判しているような印象を受けました。


アルセナーレの一番奥にはイタリア館があり、来年開催のミラノ万博にからめてミラノの近代建築史が展示されていました。
このテーマは僕に取っては特に真新しくもないので軽くスルーしましたが、Cino Zucchi (チノ•ズッキ) による会場構成はよかったです。



鋼板コールテンがふんだんに使われていて、予算があるっていいな、と自分たちの考古学博物館の現場を思い出しながらしみじみと思いました。

会場の一部はミラノ万博の閉会後の会場の敷地利用というテーマの展示があったのですが、そこに僕もプロジェクトチームとして参加したParco della biodiversitàが言及されていました。



二日目。

Giardini (ジャルディー二)へ。

こちらの会場のテーマは Absorting Modernity : 1914-2014 (近代化の吸収 : 1914-2014)。

ジャルディーニ会場で一番大きいパビリオンであるイタリア館は、今年は建築を階段やバルコニー、窓などの要素に分解して分析して展示された空間になっていました。


これはWalter Gropius (ヴァルター・グロピウス) によるバウハウスの校舎のバルコニーを実物大で再現したもの。

トイレの部門ではLIXILのウォッシュレットSATISの実物も設置されていました。

窓もトイレも階段も実物大で再現され、分析がインフォグラフィックで説明されていて、しかも実物を展示するのでスポンサーもついていてうーん流石コールハース、うまいなと、唸らされました。


猛スピードで見て周ってその他の各国のパビリオンの展示もほとんど全部見れたのですが、興味を引くものが少なかったせいか写真を全然撮っていませんでした。。。

記憶に残っているのは、日本館で過去の名建築の青焼き図面を買えたのと、今年金獅子賞を受賞した韓国館の北朝鮮の様子くらいかな。



展示内容とは関係ないのですが、ベルギー館の非常口先が町の路地につながっていて、しかも洗濯物が無防備に干されていたのがツボにはまりました。




おしまい。



余談ですが宿泊したB&Bの一階ホールがとても絵になっていたので思わずパチリ。





JUGEMテーマ:建築

117 金沢

鹿児島に帰省した際には、たいてい数日を東京で過ごしてからイタリアに戻るのが習慣になっていたのですが、
今回は金沢にちょっと寄り道してみました。

目的はずっと見に行きたいと思っていたSANNAの金沢21世紀美術館と、
フィレンツェでの友人が日本に帰国してオープンしたレストランを訪れること。

4月中旬だというのに、明け方は6度近くまで冷え込み、
鹿児島と軽く10度は違う気温に風邪をひき、北陸という名前が伊達ではないことを思い知らされました。

金沢を訪れるのは初めてで、兼六園があるということと、大戦時に空襲を受けなかったために美しい町並みが残っているということぐらいの知識しか持ちあわせてなかったけれど、
結果から言うと、行ってみてとてもよかったし、できればまた行って輪島半島とか周辺にも足をのばしてみたいと思います。


では、金沢で撮った写真をいくつか紹介しようと思います。

IMG_9198.jpg
兼六園のすぐ脇にある金沢21世紀美術館。


この美術館を上から見ると円の中に大小さまざまな大きさの四角い箱を入れた風になっています。

IMG_9321.jpg

IMG_9226.jpg
いわゆる廊下というスペースのない空間構成と、ガラスや反射する素材を多用しているため、
空間の境界が曖昧なふんわりとした空間を味わえます。

IMG_9320.jpg
この美術館の所蔵作品の目玉がこのアルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ•エルリッヒのスイミングプール。
プールの底に佇んで水面を眺めるという行為を疑似体験できます。
が、その佇む自分を見ている誰かがいてこそ意味があるのかもしれないので、
一人で行かないほうが良いと思います。

IMG_9219.jpg
SANAAの設計ということで、三洋ハウスにも一脚だけあるラビットチェアが大量にありました。


美術館を出た後は、兼六園を散策。

IMG_9253.jpg
残念ながら花見の時期はもう終わっていましたが、それでも庭園は素晴らしく、そのあまりの豊かさに軽く衝撃を覚えた時間でした。

遅い昼食を食べたあとは、東茶屋街へ自転車で移動、
その途中も写真を撮りまくりでした。

IMG_9294.jpg
大正の匂いのするギャラリーとか。

IMG_9318.jpg
古い建物の中にあるパソコン教室兼修理屋とか。

IMG_9298.jpg
東茶屋街。

IMG_9296.jpg

IMG_9307.jpg
たしかに美しいとは思うけど、町家建築は華美すぎて個人的にはあんまり心をひかれないという事実を今回の旅で発見しました。

ではどういったものに惹かれるのかというと、こういう昭和的な建物や、
IMG_9310.jpg

こういう蔵みたいな実用的ながっしりしたものです。
IMG_9290.jpg


翌日には武家屋敷群にも行ってみました。

町並みの写真は割愛しますが、当時の足軽の家の間取りはこんな風だったそうです。
土間や三和土、縁側のある生活に憧れます。。。
IMG_9338.jpg


石高の差は別にして、仮に鹿児島に空襲がなかったとしても、
質実剛健という気質を考えれば、金沢ほどの物質的、文化的豊かさは残らなかったんじゃなかと思うぐらい、豊かな町でした。


最後に、友人のレストランをちょっと紹介します。

IMG_9328.jpg
お店の名前は トラットリア クアクア (Trattoria QUA-QUA) 
トスカーナ料理が、イタリアでの味と雰囲気そのままで食べられます。


IMG_9327.jpg
お店にはイタリア出身のピノッキオが、フィレンツェのサッカーチームの色である紫のユニフォームを着て出迎えてくれます。

金沢を訪れる際にはぜひ足を運んでみてください。





JUGEMテーマ:建築

116 知覧の武家屋敷

先週、先々週とまた鹿児島に帰省しておりました。

帰国時の恒例になりつつある山登りのついでに、知覧の武家屋敷に行ってみました。

知覧を訪れたのは小学校の遠足以来で、
変わった仕掛けの雨戸がある民家がある、くらいのかすかな記憶しかなかったのですが、
久しぶりに訪れた武家屋敷群の美しさに軽く衝撃を受けました。

IMG_9106.jpg
屋敷群の間を縫う様に走る通り。
戦時に防衛しやすい様、道はまっすぐではなく遠くまで見渡せない様になっているとのことです。



IMG_9065.jpg
森重堅邸の濡れ縁。


IMG_9103.jpg
ヒンプンと呼ばれる魔除けの石塀。
琉球建築の民家に見られる様式で、台風対策と目隠しの役目も持っている。


IMG_9102.jpg
西郷恵一郎邸の枯山水の庭園。
ここにある7つの庭園が国の名勝に指定されているそう。


IMG_9098.jpg
記憶に残っていた雨戸を閉めるための仕掛け。



IMG_9063.jpg
森重堅邸の土蔵。
シュロの縄で壁と結ばれている屋根は、火災時には取り外しが可能。

IMG_9070.jpg
土蔵の入り口。扉の把手が気になります。


IMG_9110.jpg
1軒だけ石塀をくり抜いた意匠の家あり。

IMG_9068.jpg
森重堅邸の竹製の樋とデザインされた樋受け。

IMG_9108.jpg
室内にあがることは許されていないので外から眺めるだけ。
見ているだけでうっとりできます。

IMG_9095.jpg
火鉢と箪笥が良い味を出しています。

IMG_9082.jpg
ここの家具も見事に黒光り。


正直なところ、もう少し商売気を出せばよいのにとも思った武家屋敷群ですが、
それでもこんなにしっかりと保存されているのは、地元の人の努力と情熱と誇りがあるからこそなのだと思います。


鹿児島県には、ここ知覧の他にも重要伝統的建造物群保存地区となっている場所がふたつ、入木と出水にあるようなので、
また次回帰国した時に行ってみたいと思います。





JUGEMテーマ:建築

115 ミラノサローネ2014 その2

今年のフオーリ・サローネの前回のレポートの続きです。

4 ミラノ・トリエンナーレ美術館

時計メーカー、シチズンのインスタレーション Light is Time
パリを拠点にDGTというユニットで活躍する日本人建築家・田根剛氏デザイン。
おびただしい数の時計盤を糸で吊るして雨の様に降らせ、それに光をあてたもの。

IMG_8982.jpg

IMG_8986.jpg
このインスタレーションを見る為に行列ができていました。

しかし、この建築家は多根氏は数年前のサローネでも同じようなインスタレーションをやっていたような。。。

FacebookやInstagramが全盛の今、そこでどういう空間体験をさせるかよりも、いかに閲覧者に写真を撮らせるかというのがポイントなのかもしれません。


5 ミラノ大学

ミラノ大聖堂の近くにあるミラノ大学には趣のある回廊が大きいものが一つ、小さいものが8つあり(下図参照)、
その回廊にて様々なインスタレーションが展開されています。
夜の24時まで空いているので、夕飯後に行ってみました。

Schermata 04-2456766 alle 14.20.00.jpg


IMG_8999.jpg
回廊の柱を縫う様に動く文字幕のインスターション Between。
イタリア人デザイナー、フェリーチェ・リモザーニ (Felice Limosani) によるもの。
写真は部分のみですが、実際には文字幕は大きい回廊の一辺を端から端まで動いていてとても迫力がありました。

IMG_9008.jpg
トラフ建築設計事務所によるパナソニックのインスタレーション、SLIDING NATURE(呼吸する家)。
コンセプトはともかく、造形的にあまり美しくなく周りのイタリア人からの評価が低かったです。

6 ミラノのお金持ち地区ブレラ

IMG_9018.jpg
レクサスの3つのインスタレーションのひとつ、ニューヨークで活動する日本人デザイナー田村奈穂氏によるインスタレーション interconnection
半透明の円盤アクリル板で構成されたモビールで、移り変わる影は幻想的でした。

IMG_9019.jpg
レクサスの会場の階段の吹き抜けを下から眺めたところ。

16世紀に建てられたクレリチ宮 (Palazzo Clerici) で行なわれていた展示は、展示内容はともかくスペースは圧巻でした。
IMG_9034.jpg
菱形のパターンのフローリングに、六角形の鏡面仕上げのテーブル、それに映り込むフレスコ画。

IMG_9028.jpg
階段の踊り場の壁上部にあった巨大な装飾。
オークションハウスのクリスティーズのミラノ支店はこのクレリチ宮の中にあるようです。


その近くにあるエドラ (Edra)のショールーム(であった?)スペースで展示していた、
デンマークのデザイン雑貨屋ヘイ (Hay)の展示。
小さな販売スペースも設けられていて、日本のヤマトのアラビックのりが売られていたりも。
以前フィンランドデザインのプロダクトを売っているサイトで見かけたストライプ模様の定規が売っていたので、衝動買いしてしまいました。

IMG_9032.jpg

IMG_9033.jpg
Mattias LInd による紙製の家、カメレオンキャビン (chameleon cabin)。
蛇腹の折り目を境に違うパターンが印刷されているので、見る面によって全く違う印象を受ける。


最後に。

スフォルツァ城前に建つ、完成間近のミラノ万博の情報館。

IMG_9011.jpg
万博開催まであと1年ちょっとだけれど、
万博反対運動があったり、汚職事件があったりで工事が遅れていて開催を危ぶ声も聞こえています。

でも先日イタリア現首相のレンツィが来て盛大に万博のアピールをしていたし、
イタリア人持ち前の土壇場に何とかさせる能力を発揮して、なんとかなるんじゃないかと思っています。




JUGEMテーマ:プロダクトデザイン
12345>|next>>
pagetop