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079 アッシジ

先週の木曜のイタリアは、共和国記念日という祝日でした。

こういう日付の際には、大抵のイタリア人は金曜に休みを取り連休にするので、世間一般の認識では4連休となります。(仮に出勤しても、どこも休んでいるので暇です)

そんな中、建築・デザイン雑誌 アビタ−レ (Abitare) 主催によるFestarchという建築祭が、トスカーナの右下にあるウンブリア州の町ペルージャ (Perugia) とアッシジ (Assisi) で開催。

その一イベントとして日本の女性建築家、妹島和世氏の講演がアッシジの町で行われ、それを聴講しに行ってきました。

震災後に彼女がどんなことを話すのか、とても興味があったのですが、震災に関してはほとんど触れられず、彼女の作品を写真を見ながら淡々と説明する、という形でした。

彼女のプレゼンが終わったあと、アビターレの編集長・建築家のステファノ・ボエリ (Stefano Boeri) が、『震災後の建築の役割とは何でしょう』 という抽象的な質問をしたのですが、その答えはあまり明確なものではありませんでした。

余談ですが、妹島氏は今回英語でプレゼン。
予算があまり出なかったのか何なのか、それをイタリア語に訳す通訳の人のレベルがあまりにも低くてあんぐりとしてしまいました。かなりざっくりと要訳しすぎる上に、妹島氏の建築物に関して全く予習していないのが丸分かり。分からない時は勝手に自分の解釈を加えていました。

手をあげて、代わりに通訳やります、と言いたくなるぐらいのレベルでしたよ・・・。



講演は1時間弱で終わり、その後はアッシジの町を散策。

アッシジの町を訪れるのは2度目で、以前訪れたのは9年前、復活祭の時期でした。
巡礼目的の人々で溢れ、平和な空気に満ちてたその時とは全く違う印象を受けたのは、僕がイタリアの多くの小さい町を訪れ、またキリスト教という勢力に対して不信感を持ち始めたからかもしれません。

それでも、聖フランチェスコの誕生の地であり、フランチェスコ派の総本山であるアッシジの聖フランチェスコ教会 (Basilica di San Francesco) は素直に素晴らしいと思えます。


教会内のジョットによるフレスコ画も見る価値のあるものです。



アッシジの街のドゥオーモである、聖ルフィーノ教会 (Cattedrale di San Rufino)。
ローマ時代の遺跡の上に建っていて、部分的に床がガラス張りになっていて遺跡が見えるようになっています。


中央入り口脇のライオンが人の頭を食べています・・・。

街の外れにはローマ時代のアンフィテアトロ(円形競技場跡)もあります。


ルッカの街の様に、ここのアンフィテアトロも今は住宅にとって変わっていますが、中央にも住居とそれを囲む道路が存在することです。
真ん中の壁の中は私有地のようで住人らしいシニョーラが水遣りをしていました。
・・・なんて贅沢な!


一通り見終わった後、町から降りてサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会 (Basilica di Santa Maria degli Angeli) へ。



この教会の特徴は、教会の中にポルツィウンコラ (Porziuncola) と呼ばれる小さいな教会があることです。


(author:Georges Jansoone@wikipedia)

教会の脇のから始まるアッシジの町まで続く道の舗装には、世界各地の信者の名前が入っていました。






今回は時間切れでペルージャの町は結局訪れなかったのですが、フィレンツェから意外と近い(鈍行列車で2時間弱)ことがわかったので、近いうちに行ってみようと思います。





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