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077 再びミラノ

先週は再びミラノへと。


ミラノ工科大 (Politecnico di Milano) の ピエロ・ボットーニ (Piero Bottoni) の書庫を訪れるのが表向きの用事でしたが、アポイントメントの前日にミラノ入りをしてAlva Noto+坂本龍一のコンサートにも行ったりもしました。

ピエロ・ボットーニはイタリア合理主義 (Razionalismo italiano) の建築家で、多くの建築物を残しているのですが、同時期に活躍したジュセッペ・テッラーニ (Giuseppe Terragni) やアダルベルト・リーベラ (Adalbelto Libera) などに比べると、あまり注目を浴びていないのは、もしかしたら彼がファシストではなくコミュニストであったからなのかもしれません。


イタリアの近代・現代建築を語る上で、合理主義建築は外せない要素です。
ここでもいつかはそれについて書こうと思ってはいて、今までに数多くの建築物を見てきたのですが、日本でも沢山の研究がなされている分野で、中途半端なことは書けないと思ってためらっている状態です。

その内、気が向いたら書きますね。


ピエロ・ボットーニの書庫での用事は意外と早く片付いたので、近くにあるトリエンナーレ・ボヴィーザ (Triennale Bovisa : ミラノトリエンナーレのボヴィーザ地区にある分館)を覗いてみました。



ここに付属のカフェで昼食を取り、今度は中心部にあるトリエンナーレの本館へ移動。

そこでイタリア人写真家ジョヴァンニ・キアラモンティ (Giovanni Chiaramonti) の 『L'altro_nei volti nei luoghi』 という展示を鑑賞。
イタリアに住む外国人達のポートレートと共にそれぞれの住まいで出身地の記憶が感じれられるものを撮影した写真を展示、というものでした。
その中にはある日本人女性もいましたよ。


その後、帰りの電車の時間までまだ少しあったので、ちょっと観光的なことをしつつのんびりドゥオーモ広場まで向かい、大聖堂の右脇にあるパラッツォ・レアーレ前の広場へ行ってみると、ミッモ・パラディーノ (Mimmo Paladino) の作品が設置されていました。


作品タイトルは La montagan di sale (塩山)。


しかし、よく見てみると何かがおかしい。


壊れている・・・。

先日、サッカーチームのミランが優勝した際、浮かれたミラニスタ達が山を駆け上ったり馬に乗ったりして破壊してしまったらしい・・・。

アーティストにしてみたら、とりかえしのつかないこと、なんじゃないでしょうか。

それにしても、24時間カメラで監視って書かれているのにも関わらず、こういう事が起こりうるのがサッカー狂の多いイタリアだよな、と思う。


その後、イタリア唯一のデパート・リナシェンテの地下一階にあるデザインブロダクトを扱ったフロアをひやかした後、駅へと向かったのでした。



仕事で行った割には、+アルファの部分が多かった旅行でした。





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