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060 ピサ+チッパーフィールド

今年も残すところわずか2日となり、日本では大掃除やらお正月の準備やらで大忙しのことと思います。

今年は祝日であるクリスマスの25日、聖ステファノの26日、そして元旦が見事に週末と重なっており、しかもナポリのゴミ問題や教育改革、ベルルスコーニ政権危機などで政局が混乱していたり、大雪が降ったりでクリスマスの静謐な空気に浸りそこねた気がします。

大掃除も年末ではなく復活祭の前にするものなので、クリスマスが過ぎた今では、すでに通常モードに戻りつつあります。


さて、先々週末にイギリス人建築家、デイヴィッド・チッパーフィールド (David Chipperfield) の展示に行ってきました。

会場はピサの中心部から少し離れたアルノ川沿いのメディチ家のアルセナーレ(造船所)





上部にメディチ家の紋章が見られます。


部分拡大。
雨どいになっていて、雨が降ると口から水が吐き出されるようです。



展示風景はこんな感じで、かなり大き目の模型が所狭しと並んでいます。
本物の大理石を使ったものもあったりして、建築が専門ではなくても楽しめる展示になっていると思います。


チッパーフィールドの建築物はバルセロナの裁判所を見たことがあり、あとはミラノにある建築事務所をミラノ・サローネの際に訪れたことがあるぐらいで、1991年に京都のトヨタ・オートのビルを建設しているということを今回初めて知りました。
当然ながらその頃と比べると大分スタイルが変わっているようですが。


さて、なぜこの建築展がピサで開かれているのかと言うと、2007年に行われたピサのドゥオーモ広場に面した病院跡地の再開発計画のコンペティションで優勝し、そしてその後ピサの『持続可能な再開発計画』(PIUSS)の仕事も得ているので、それをピサ市民に広報するための展示だと思われます。


久しぶりに一人の建築家のみに焦点を当てた建築展を見て、いい刺激となりました。

展示は来年の1月16日まで開かれているので、ピサを訪れる機会のある人はぜひ行ってみてください。




それではみなさん、よいお年を!




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