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041 インフェッリアーテ

ここしばらく35度を越す猛暑の日が続いていたのですが、土曜の夜から日曜にかけて吹いた風が湿気を吹き飛ばし、なんだかすっかり秋のような空気が漂っています。

気温はまだそこそこあがって30度を越しますが、湿気がないだけものすごく快適です。


イタリアでは夏の暑い日には、ペルシアーネ (persiane) と呼ばれる緑色のよろい戸(外開き)を閉めて窓(内開き)だけ開けて通風を確保、外気温が高い時は窓も閉めて暑さをしのぎます。

今週は海辺の町ヴィアレッジョで過ごしているのですが、ここでは比較的新しい建物が多く、ペルシアーネではなく、下の写真のようなタッパレッレ (tapparelle) と呼ばれるシャッターの率が高いです。



このタッパレッレ、日本のシャッターと違って水平の部材同士の間に隙間があり、閉め方によって採光と通風を調節できる優れものです。

この街では、1階の窓が直接通路に面してる家が多く、昔の古き良きイタリア時代の名残なのか、ヴァカンス用の家が多いためか、前を通ると家の中が丸見えの無防備な家を比較的多く見かけます。

それでは、防犯上気になるという家はどうしているのかというと、インフェッリアーテ (inferriate) と呼ばれる金属製の柵を取り付けています。

前置きが長くなりましたが、今回はここヴィアレッジョの街で変化に富んだインフェッリアーテの写真を収集してみました。






ここはガードが高いです。
カーテン+インフェッリアーテ+ザンザリエレ (zanzariere) と呼ばれる網戸+ペルシアーネ。




下半分が外にカーブを描いてせりだしているタイプで、植物の鉢などが置かれることが多い。



こうして見ると、インフェッリアーテは、タッパレッレと同色にするのが基本のようです。



これは、独創的。職人に頼んで作ってもらったのかも?







このフィレンツェの街の紋章でもあるユリの花のモチーフは頻繁に使われています。



こういうシンプルなものも、すっきりしていて悪くありません。



建物全体がスペイン風。















タッパレッレ+ザンザニエレ



イタリアの窓辺の花と言えば、ジェラーニオ (geranio = ゼラニウム)。
蚊よけになるそうですが、日本のものほど匂いがきつくない気がします。



インフェッリアーテではないですが・・・。
開けていても外から家の中が見えないように、ペルシアーネが分割されています。
窓の内側にさらに木製の扉があるようですね。



玄関でもないのに、通路に面した掃き出し窓をよく見かけます。
昔は、この窓を開けっぱなし&椅子を家の外に出して寛いでいたのかもしれません。



この写真を撮って周ったのは1ヶ月ほど前のことで、あちこちでジャスミンの花が咲き乱れていました。

今は、夾竹桃の花が満開です。





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