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012 イタリアの間取り 01

クリスマスまであと残りわずかとなり、すでにバカンスモードの漂っているイタリアですが、ここ数日の急激な冷え込みにより、昨日はフィレンツェ近郊の丘の上では降雪も見られたそうです。


さて、今回はイタリア在住8年目の僕が今まで住んだ家の間取りを紹介しようと思います。

イタリアで住宅を設計する際には、基本的に昼間のゾーン(台所・居間など)と夜のゾーン(寝室、プライベートなバスルームなど)に分け、来客には夜のゾーンには立ち入られさせないようにする、と言う間取りの作りが基本のようです。

それを踏まえて、以下にあげる間取りを見て頂ければ、と思います。

ちなみに、図表では、

黄緑 : キッチン
水色 : バスルーム
ピンク : 居室
茶色 : 廊下など
灰色 : 外部空間
オレンジ : 物置

となります。

1.
一番初めに住んだアパートでは一人暮らしでした。

イタリアでは、ひとり暮らし用の物件がとても少なく、あっても家賃が高いので、学生は部屋の複数あるアパートをシェアすることが多いです。

このアパートも一応、一人暮らし用でしたが、ひとつの大きなアパートを賃貸用に二つに分割したようで、おそらく隣にも同じような作りのアパートがあると思われます。

このアパートは柵の家(Casa di Ringhiera)と呼ばれる、中庭にバルコニー状の共同通路の通った、ミラノの典型的な場所でした。図の左側が中庭、右側は表の通りに面しています。

このアパートの写真ではありませんが、柵の家とはこんな感じです。

author:paolofefe@flickr

2.
2件目のこの大きいアパートで、自分を含めてアジア人5人でシェアをしました。

自分の部屋は上の図の一番右下。
イタリアでは珍しい、タイルではなくフローリングの部屋でした。

バスルームが二つあり、ひとつはシャワーボックスのみ、もうひとつは浴槽付です。

3.

三つ目のアパートは、友人の元同居人の韓国人の女の子とのシェア。

アパートは彼女のイタリア人の婚約者の祖父母が住んでいた場所らしく、壁にかかったままの古い写真やクラシックな造りの家具が味があってとてもよかったです。

一番右が僕の部屋でした。

4.
4つ目は、トスカーナの海沿いの町、ヴィアレッジョ(Viareggio)という町の、2階建ての一軒家の一階。

第2次世界大戦後に建てられた新しい建物で、玄関が道路に直接面し、奥に中庭(灰色部分)というこの地域の典型的なつくりをしています。

基本的に入り口が東か北向きだとこの作りをしていて、西か南向きだと、入り口と道路の間に前庭が設置されています。

夏のバカンスの町なので、夏に半野外でいかに快適に過ごすか、ということに重点を置いているように思われます。

5.

そして、これが現在住んでいるフィレンツェのアパートの間取りです。
間口が狭く、奥行きがあるというフィレンツェの典型的な、(よく言えば)京都の町屋のような間取りをしています。

1フロアに一世帯が住んでいるのですが、
僕の家は最上階にあり、図の通りに階段(紫部分)があることによって、
下の階では各部屋が階段によって分断されるという不思議なことが起こっています。↓

以上です。
訪問した友人・知人の家の間取り図が溜まり次第、第2弾をやろうと思います。








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