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117 金沢

鹿児島に帰省した際には、たいてい数日を東京で過ごしてからイタリアに戻るのが習慣になっていたのですが、
今回は金沢にちょっと寄り道してみました。

目的はずっと見に行きたいと思っていたSANNAの金沢21世紀美術館と、
フィレンツェでの友人が日本に帰国してオープンしたレストランを訪れること。

4月中旬だというのに、明け方は6度近くまで冷え込み、
鹿児島と軽く10度は違う気温に風邪をひき、北陸という名前が伊達ではないことを思い知らされました。

金沢を訪れるのは初めてで、兼六園があるということと、大戦時に空襲を受けなかったために美しい町並みが残っているということぐらいの知識しか持ちあわせてなかったけれど、
結果から言うと、行ってみてとてもよかったし、できればまた行って輪島半島とか周辺にも足をのばしてみたいと思います。


では、金沢で撮った写真をいくつか紹介しようと思います。

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兼六園のすぐ脇にある金沢21世紀美術館。


この美術館を上から見ると円の中に大小さまざまな大きさの四角い箱を入れた風になっています。

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いわゆる廊下というスペースのない空間構成と、ガラスや反射する素材を多用しているため、
空間の境界が曖昧なふんわりとした空間を味わえます。

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この美術館の所蔵作品の目玉がこのアルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ•エルリッヒのスイミングプール。
プールの底に佇んで水面を眺めるという行為を疑似体験できます。
が、その佇む自分を見ている誰かがいてこそ意味があるのかもしれないので、
一人で行かないほうが良いと思います。

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SANAAの設計ということで、三洋ハウスにも一脚だけあるラビットチェアが大量にありました。


美術館を出た後は、兼六園を散策。

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残念ながら花見の時期はもう終わっていましたが、それでも庭園は素晴らしく、そのあまりの豊かさに軽く衝撃を覚えた時間でした。

遅い昼食を食べたあとは、東茶屋街へ自転車で移動、
その途中も写真を撮りまくりでした。

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大正の匂いのするギャラリーとか。

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古い建物の中にあるパソコン教室兼修理屋とか。

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東茶屋街。

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たしかに美しいとは思うけど、町家建築は華美すぎて個人的にはあんまり心をひかれないという事実を今回の旅で発見しました。

ではどういったものに惹かれるのかというと、こういう昭和的な建物や、
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こういう蔵みたいな実用的ながっしりしたものです。
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翌日には武家屋敷群にも行ってみました。

町並みの写真は割愛しますが、当時の足軽の家の間取りはこんな風だったそうです。
土間や三和土、縁側のある生活に憧れます。。。
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石高の差は別にして、仮に鹿児島に空襲がなかったとしても、
質実剛健という気質を考えれば、金沢ほどの物質的、文化的豊かさは残らなかったんじゃなかと思うぐらい、豊かな町でした。


最後に、友人のレストランをちょっと紹介します。

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お店の名前は トラットリア クアクア (Trattoria QUA-QUA) 
トスカーナ料理が、イタリアでの味と雰囲気そのままで食べられます。


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お店にはイタリア出身のピノッキオが、フィレンツェのサッカーチームの色である紫のユニフォームを着て出迎えてくれます。

金沢を訪れる際にはぜひ足を運んでみてください。





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