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115 ミラノサローネ2014 その2

今年のフオーリ・サローネの前回のレポートの続きです。

4 ミラノ・トリエンナーレ美術館

時計メーカー、シチズンのインスタレーション Light is Time
パリを拠点にDGTというユニットで活躍する日本人建築家・田根剛氏デザイン。
おびただしい数の時計盤を糸で吊るして雨の様に降らせ、それに光をあてたもの。

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このインスタレーションを見る為に行列ができていました。

しかし、この建築家は多根氏は数年前のサローネでも同じようなインスタレーションをやっていたような。。。

FacebookやInstagramが全盛の今、そこでどういう空間体験をさせるかよりも、いかに閲覧者に写真を撮らせるかというのがポイントなのかもしれません。


5 ミラノ大学

ミラノ大聖堂の近くにあるミラノ大学には趣のある回廊が大きいものが一つ、小さいものが8つあり(下図参照)、
その回廊にて様々なインスタレーションが展開されています。
夜の24時まで空いているので、夕飯後に行ってみました。

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回廊の柱を縫う様に動く文字幕のインスターション Between。
イタリア人デザイナー、フェリーチェ・リモザーニ (Felice Limosani) によるもの。
写真は部分のみですが、実際には文字幕は大きい回廊の一辺を端から端まで動いていてとても迫力がありました。

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トラフ建築設計事務所によるパナソニックのインスタレーション、SLIDING NATURE(呼吸する家)。
コンセプトはともかく、造形的にあまり美しくなく周りのイタリア人からの評価が低かったです。

6 ミラノのお金持ち地区ブレラ

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レクサスの3つのインスタレーションのひとつ、ニューヨークで活動する日本人デザイナー田村奈穂氏によるインスタレーション interconnection
半透明の円盤アクリル板で構成されたモビールで、移り変わる影は幻想的でした。

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レクサスの会場の階段の吹き抜けを下から眺めたところ。

16世紀に建てられたクレリチ宮 (Palazzo Clerici) で行なわれていた展示は、展示内容はともかくスペースは圧巻でした。
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菱形のパターンのフローリングに、六角形の鏡面仕上げのテーブル、それに映り込むフレスコ画。

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階段の踊り場の壁上部にあった巨大な装飾。
オークションハウスのクリスティーズのミラノ支店はこのクレリチ宮の中にあるようです。


その近くにあるエドラ (Edra)のショールーム(であった?)スペースで展示していた、
デンマークのデザイン雑貨屋ヘイ (Hay)の展示。
小さな販売スペースも設けられていて、日本のヤマトのアラビックのりが売られていたりも。
以前フィンランドデザインのプロダクトを売っているサイトで見かけたストライプ模様の定規が売っていたので、衝動買いしてしまいました。

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Mattias LInd による紙製の家、カメレオンキャビン (chameleon cabin)。
蛇腹の折り目を境に違うパターンが印刷されているので、見る面によって全く違う印象を受ける。


最後に。

スフォルツァ城前に建つ、完成間近のミラノ万博の情報館。

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万博開催まであと1年ちょっとだけれど、
万博反対運動があったり、汚職事件があったりで工事が遅れていて開催を危ぶ声も聞こえています。

でも先日イタリア現首相のレンツィが来て盛大に万博のアピールをしていたし、
イタリア人持ち前の土壇場に何とかさせる能力を発揮して、なんとかなるんじゃないかと思っています。




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