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112 イタリアの新築アパート

今さら去年の言い訳をするのも何ですが、昨年ほとんど更新できなかった理由のひとつに、10年もイタリアに住んでいると色々な事に新鮮味が欠けてきて、例えば美容室に行って髪の毛を切り始めた時点で今日は水が出ないのでシャンプーできませんと言われたり、電車が故障のためキャンセルになったり、といったようなエピソードを敢えてブログに書こうと思わなくなったというのがあります。

それもありますが、やはりそれ以上に忙しかったというのが大きいです。

日本に春と夏に2回帰ったし(10月にミラノで財布をすられていなかったら3回の予定でした)、7月頭からずっと月の半分以上を万博の仕事でミラノで過ごしていたし、その間も平行して3つのプロジェクトが動いていたし、三洋ハウスのモデルハウスCasa Cieloにも携わっていたし。。。

その忙しさの甲斐があって、こちらのブログで何回か紹介している数年越しの集合住宅のプロジェクトが形になりつつあるので、軽く紹介させてもらおうと思います。

そのアパートはトスカーナの夏のリゾート地帯にあり、ギャラリーの立ち並ぶアートの街として有名なピエトラサンタ (Pietrasanta)の郊外、海から自転車で10分、スーパーと総合公立病院が至近距離という立地にあります。

構造は鉄筋コンクリで、外壁は断熱材入り構造用レンガ。
現場の写真を見るとよくわかります。
IMG_8108.JPG

プロジェクト当初は鉄骨造だったのですが、イタリアでは鉄骨造は生理的に好まれないらしく鉄筋コンクリート造に変更となりました。

建物は3階建てで10戸のアパート、地下に専用駐車場とガレージがあります。

一階のアパートは庭付きで、日本でいう2LDK、バスルームをふたつ設けています。

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2階は一階と同じ間取りになります。
庭の代わりにベランダがあります。

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3階の間取りは階段を挟んで左右に昼と夜のゾーンを分けています。
室内面積とほぼ同じ広さのテラスがあります。
Def_08.jpgDef_09.jpgDef_10.jpg

施主が施工業者なので、現場も施主が部下を使って施工しているのですが、その為現場で勝手に壁の位置などを変更されてしまうなどのゴタゴタもあり。

イタリアでは建築前に提出する建築確認申請の他に、完了申請の図面提出もしないといけないので、個室最低面積とか大丈夫かな、と少し心配しています。まあ大抵何とかなるんですけどね。

施主としては、外壁を作り終わった時点で買い手が見つかれば、買い手の好きな様に内装を選べるので売りやすいと考えているようですが、今のイタリアはどん底の不況で不動産業界は停滞しているし、かなり強気の値段設定をしているから、ちょっと苦戦するんじゃないかと思っています。

何はともあれこの夏竣工予定です。

もし興味がある方がいればご連絡ください。
 

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