
年が明けて、あっと言う間に2週間が経ってしまいました。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
ヴェネツィアにちょうど日本から友人が来ていたので、新年はヴェネツィアのサン・マルコ広場で迎えました。
カウントダウンが終わり、持参したシャンパンで乾杯し、待つ事15分遅れで花火の打ち上げが始まるというとてもイタリアらしい、新年の始まりでした。
元旦のヴェネツィアは濃霧に包まれていました。

ヴェネツィア本島から40分くらい船に乗って向かったトルチェッロ (
Torcello) 島は、唯一見るべき教会サンタ・マリア・アッスンタ聖堂 (
Cattedrale di Santa Maria Assunta) が閉まっていて、すぐに撤退。。。
一応、インターネットで下調べしておいたのですが、その情報が正しくないのが、またイタリアらしいというか。

そのトルチェッロ島のすぐ前にあるレースととカラフルな家々で有名なブラーノ (
Burano) 島にて軽く散策。
天気がいまいちで、残念ながらあまり見栄えのよい写真は撮れませんでした。





島の外周から外を見てみると濃霧で数十メートル先は何も見えません。
そもそも、ブラーノ島の家々がこんなにカラフルなのは冬に頻発する濃霧でも見分けがつくように、ということなので、ある意味正しい状況で島を訪れられたと言えるかもしれませんが、やはりイタリアの夏の強い日差しの下でこそこのカラフルな色は映えると思うので、また暖かくなってから訪れようと思います。
そのあと日が暮れてから、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島 (
San Giorgio Maggiore) にある
ジョルジョ・チーニ財団 (
Fondazione Giorgio Cini) で開催されていた、かつてカルロ・スカルパ (
Carlo Scarpa) がヴェニーニ (
Venini) の為にデザインしたガラスの器の展示を鑑賞。
溜息が出る程美しいガラスの器が並んでいました。
でも正直なところ、一番良かったのはスカルパに関するドキュメンタリー映像でした。
建築士免許を持ってなかったので、建築士協会から訴えられたとか、納期に間に合うことはまず無かったとかの裏話的なエピソード満載でとても興味深かったです。
それでは、今回はこの辺で。
なかなか更新しないブログではありますが、今年もよろしくお願いします。
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