気がつけば秋分の日も迫り、日が落ちるのが随分と早くなってきました。
フィレンツェの事務所でも6時を過ぎたあたりからもう暗いのですが、イタリア人にとっては室内灯をつけるのはまだ早すぎるかな、という感じでも、日本人の僕にとっては暗すぎるということがよくあり、個人用にデスクランプの購入を検討し始めました。
以下はリサーチの結果です。
Tolomeo / Giancarlo Fassina, Michele De Lucchi / Artemide / Φ23 L78 H64.5 cm
まずはデスクランプの定番、ミケーレ・デルッキのトロメオ。
でもこれだとあまり面白みがないかも。
Veio - MWL / Neil Poulton / Artemide / L 64 H 37.8 cm
これは変わっていて面白いけれど、幅が64センチとちょっと場所を取りそう。
この下に雑誌や本を置いて読む、みたいなコンセプトなのかもしれません。
Talak / Neil Poulton / Artemide / L85.3 H69.1 cm
上と同じデザイナーのもので、これも大きめ。
Bend / Michele Menescardi / Fontanaarte / L75 H24cm
ふたつ上のVeioと同系統。幅75センチ。
elica / Brian Sironi / martinelliluce / L76 H52 cm - L60 H38 cm
デッサンのモチーフを想いおこさせる造形で気になります。
ランプ部分はぐるぐる回ります。
pipistrello / Gae Aulenti / martinelliluce / Φ55 H66-86 cm
同じくmartinelliluceから、『蝙蝠』の名を冠した照明。
デザインしたガエ・アウレンティは赤いファサードで物議を醸した東京のイタリア文化会館の設計者でもあります。
Block lamp / Harri Koskinen / Design house stockholm /
L10.2 W15.9 H8.9 cmこういうオブジェ的な照明もよいかも。
Box light / Jonas Hakaniemi / Design house stockholm / L10 W15 H8 cm
引き出し具合で光の量を調整できる。
Cord Lamp / Form Us With Love / Design house stockholm / Φ20 H48 cm
インパクトはあるけれど、卓上用としては眩しすぎるかも?
高さが130cmあるフロアランプの方がさらにインパクトがあります。
SAILY / pagani - Perversi / skitsch / L44 W20 H21 cm
消防士のコスチュームにも使われているDupont社の Nomex という耐熱性の紙を利用したもの。
このマテリアルは折り曲げ等の加工がしやすいとの事なので、このランプも実際に折り紙をして作られていると思われます。
TAPE LAMP TABLE FRAGILE / Sylvia Pichler / skitsch / Φ50 H83 cm
典型的な梱包用のFragileのテープを利用したもの。

SUMA / Jordi Miralbell, Mariona Raventos / Santa&Cole / L48 H45 cm
こういうクラシック+インダストリアルなデザインのものも悪くないかも。
Lampadina / Achille Castiglioni / FLOS / Φ12.5 H24 cm
アキッレ・カスティリオーニの照明はかっこいいけど、この大きさの電球は高いし、かといって省エネタイプのものをつけると途端に侘しくなるのが問題。
Kelvin LED / Antonio Citterio / FLOS / L581 H512 cm
写真で見ると普通だけれど、実物はまあまあです。
Tab T / Edward Barber & Jay Osgerby / FLOS / L27.3 H32.7 cm
専門職の器具のようなデザイン。
Zac / Frank Oehring / ANTA / L40 H6-82 cm
伸縮可能。
同じようなデザインのものが無印良品にあったような気が・・・。
Take / Ferruccio Laviani / Kartell / L18.5 W17.5 H30 cm
プラスティックの家具のメーカー、カルテルから。
暗い空間の中では意外と奇麗な光を出します。
AJ table / Arne Jacobsen / louis poulsen / H56
アルネ・ヤコブセンのデザイン。
これが一番欲しい気がしますが、デスクランプとしては手の届きにくい値段・・・。